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食べること、作ることは大事。 老ぼれ夫婦が向き合うこと

スリムですね、何か体型維持にされていることがあるのですか?

と聞かれることがあります。

昔から体重が変わらないのです。

夏になったら1〜2kgは痩せます。

あまり食べれないからかもしれません。

若い頃は大食いの早食いで、体重は大きく変化はしませんでした。

きっとそんな体質なのでしょう。

食べたものがエネルギーにうまく代謝されないのですから、

体を維持していく上では深刻な悩みでもあります・・。

食べること、美味しいものはとっても好きなので、

作ることも大好き!

運良く食材の豊かな地域に住んでいると、

身近に手に入るものがたくさんあってワクワク!!

今まで、それを利用してずいぶん日々の食生活を楽しみました。

過去の自分のブログの記録を見ると、

彩り豊かで我ながらうっとりです。

しかしながら

歳を重ねていくと

食べる量やの質の選択は変化していくものですね。

そして何より、

「作る」ということに意欲がなくなってきました。

なぜなのかなぁと思いを馳せてみると、

我が家は4人家族(子ども二人の)で、

家族のほぼ毎日の食を私が担いつつ、めっちゃ楽しんでいたのでした。

それが家族の形態が変化し、

今は家族それぞれに食の時間を過ごすことが多くなり、

自分一人、または夫と二人・・の時間が多くなりました

「自分のために作る」って、あまり楽しいものではないのだな・・

と感じている今日この頃。

そして何より

パートナーはTV見ながらそちらに集中する食生活を

子どもの頃からずっと続けているので、

TV見ない派の私からすると、今更ながらうんざり・・楽しくないなぁと毎回思うのでした。

こんな生活が老ぼれ夫婦何十年と続いていくのかと思うと、

ワクワクしないなぁ。。。。。

去年一年間は

娘が離れて暮らすようになって夫と二人の生活だったのですが、

暮らしの合間にずっと撮りためている写真は、

明らかに去年は料理関係がほとんどありませんでした

楽しくないよな・・

この一言に尽きるのであります。

パートナーシップのあり方の次の段階を、

そろそろ考えないといけない時期に入っているようです。

食を作るエネルギー源は、

やはり誰かの喜ぶ顔が見たいから・・

一緒に美味しい時間を共有したいから・・

これに尽きるのだなぁ・・。

食のクリエイティビティは果てしなくパワフルです。

今はなんだかしょんぼりして息切れしているけれど、

そんなパワフルさは自分自身の中にも潜んでいるのだと信じると、

さらに活きいきと暮らせる可能性にワクワクします。

自身の体の変化とともに

摂取するもの変化していき、

そして

周りの環境も変化していくことを

私たちは自覚し受け入れて、

また軌道修正をしていかねばなりません。

なんだか切ないけれど、

こうして私たちは生きているのですね。

いつでも誰かと楽しい時間を共有したい気持ちを胸に、

自分自身を癒し生かすためにも

食は大切にしたいなぁ

って思うんですよ。

それが

心と体への滋養にもなるのですね。

そのために

自分ができることは何?

そこに思いを馳せて、

次につなげていくことにしました。

この春からの新居では、

ハーブ類が全く育たない環境でくじけそうになるけれど、

数年前の手作り画像や以前住んでいた地元育ちのおいしいものたちの姿を励みに、

日々、食の暮らしに関わっていこうと思います

栗の渋皮煮や、

ローズマリーフォカッチャ・・

数十年一緒に暮らしていたローズマリー も枯れてしまって・・

この画像は

ローズマリへのレクイエムだわ。。


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