植物のチカラ*桑の葉と繭チカラ①
わ〜い!
先生のすぐ横の席に陣取れた!
「遅刻なんて初めて〜、すみません」と、10分程遅刻して来られたお茶目な原三郎先生。
今年77歳だとおっしゃる先生、
ほっぺの血色が良くって!何よりもすごく朗らかでいらっしゃるので、
とっても自然体で心地の良いエネルギーの空気感を撒き散らしてくださってます♪
今回の講習会では、
タイから仕入れているという黄色い繭玉からセリシンを抽出する方法と
桑の葉の底力についてレクチャーいただきました。
沸騰したお湯の中に繭玉を入れてかき混ぜると、
すぐに糸を引き始めます。
ワクワクです!
粗熱が取れたら、繭玉を絞って。
防腐対策として小分けにして、圧力鍋で加熱して殺菌したら出来上がりです。
以前、自分で市販されている白い繭を使ってセリシン抽出をしてみたことがあります。
いかんせん素人目線、専門家による抽出とは似て非なるもの!
きちんとした成分を安全に使えるための抽出工程は、やはりきっちりと押さえておかねばなりませんね。
セリシンとは
蚕の繭の繊維タンパク質の周りを取り巻いているタンパク質。
コラーゲンとよく似た性質を持っているとのこと。
繭を熱水抽出することにより水分に溶け出し、冷やすことによりゲル化します。
このセリシン液には、
・保湿(セリシンはコラーゲンそっくり!)
・線維芽細胞の活性化(によりコラーゲン産生促進する!)
・美白(紫外線吸収して黒ずみ防止!、チロジナーゼ活性阻害!)
・抗酸化
・抗炎症(かゆみ、痛み、肌荒れに!)
などの作用が確認されているとのこと。
お肌を若々しくしてくれることはもちろんだけれど、
抗炎症などのトラブルに対処してくれる可能性というのは、なんとも心強い!
特に褥瘡に良いとのことなので、床ずれ予防の一つとして覚えておきたいです。
使える部位、
顔、手(美容のために♡)、
あれ、乾燥、肥厚部、炎症やかゆみのある部位(蚊に刺された所にも!)、
髪、頭皮
など。
使う前の注意!
セリシンに対してアレルギー(蛾アレルギー)がないかどうか、
二日ほどかけて2回ほど慎重に行うこと
を推奨されています。
必ずパッチテストを行いましょう。
私は今、
ヘッドケアとお顔に使っています。
原液を贅沢に!!
スキンケアコスメの素材で希釈して使っても良さげですね。